嬉野市災害廃棄物処理計画について
嬉野市災害廃棄物処理基本計画を策定しました
背景及び目的
近年、東日本大震災や熊本地震を始めとする未曾有の大災害により、大量の災害廃棄物が発生し、被災した地方自治体でその処理に苦慮している現状にあります。
「佐賀県地域防災計画」の策定に資するため調査された「佐賀県地震被害等予測調査業務報告書概要版(平成26年3月)」によれば、佐賀県に大きな被害を与える可能性のある地震として、西葉断層による地震のマグニチュード6.9程度の地震の発生が想定されており、本市においても、震度6強程度の揺れが想定されております。
また、地震だけでなく、気候変動に伴う集中豪雨等の増加により、河川氾濫等の風水害に対するリスクも高まっており、いつ大量の災害廃棄物が発生してもおかしくない状況であります。
そのような背景の中、本市では、嬉野市一般廃棄物処理基本計画(平成30年3月に改定)の中でこれまで災害廃棄物にかかる処理計画を定めていたが、近年の災害の頻発化・激甚化や、環境省における災害廃棄物対策指針の改定(平成30年3月)等に伴い、計画内容を充実させることが望ましい状態にありました。
本計画では、本市防災計画等の関連計画と整合を図りながら、大規模災害による被災時の課題を
整理し、平常時の災害予防対策と、災害発生時の状況に即した災害廃棄物処理の具体的な業務内容
を示すことにより、災害廃棄物の適正かつ円滑な処理の実施を行うことを目的としております。
本計画の位置づけ
本計画は、環境省の定める災害廃棄物対策指針(平成30年改定)に基づき策定するものであり、嬉
野市地域防災計画と整合をとり、適正かつ円滑に災害廃棄物の処理を実施するため、具体的な業務
内容を示しております。
本市で災害が発生した際、災害廃棄物等の処理は、本計画で備えた内容を踏まえて進めるが、実
際の被害状況等により柔軟に運用するものとしております。
嬉野市災害廃棄物処理計画 (6566KB; PDFファイル)
嬉野市災害廃棄物処理計画【概要版】 (1559KB; PDFファイル)